【令和元年台風19号支援】被災した中学生の学習支援サポートを開始

長野県NPOセンターでは、認定NPO法人カタリバさんと共催して、長野市豊野・長沼地区で「中学生(主に3年生)の学習支援」を2020年1月から行っています。

「学習する場所が近所になくなり、長野駅前にでなければならない」

「受験シーズンに入っているが、勉強の遅れが心配」

令和元年19号災害の被害により、授業ができない時期が続きました。悩みや不安を抱えている生徒も多くいます。

そこで、被災地での学習支援のノウハウがある認定NPO法人カタリバさんから、ノウハウや運営費用への一部補助をいただきながら、中学生の学習支援を行うことになりました。

ぬくぬく亭での学習支援チラシ

 

 

■活動内容(学習支援内容)

①縁側ぬくぬく亭での学習支援

毎週火曜日・木曜日17時~21時

 

基本は、自主的に勉強する自習室です。

わからないことがあれば、現役高校生や大学生、教員OBの方などの学習支援ボランティアが勉強をサポートします!

 

1月16日から3月5日まで行う予定です。

受験期の3年生をメインターゲットとして開放していますが、勉強がわからないので教えてほしいという中学生もご利用いただけます。

 

2月4日からは、豊野地区食生活改善推進員の方にもご協力いただき、おにぎり、お味噌汁などの提供を行っております。食事支援の食材費は、日本財団の助成金を活用させていただいております。

 

ぬくぬく亭での学習支援の様子

ぬくぬく亭での食事提供の様子(子どもの居場所)

※日本財団からの助成を活用しております

 

 

②豊野中学校、東北中学校3年生への学習支援

毎週土曜日9時から12時

長野市教育委員会・信州大学教育学部と連携し、豊野中学校、東北中学校にて学習支援を行っております。

 

こちらの取り組みは、発災当初から信州大学教育学部の学習ボランティアさんが行っておりましたが、1月からは、長野県NPOセンターで募集をかけて、長野高専や長野県立大学、長野大学、高校生などのボランティアにも参加してもらっています。

 

年齢が近く、受験した体験談を話せる高大生のサポートで、少しでも学習に対する不安を払しょくできればと思います。

 

2月下旬をめどに行う予定です。

 

高校受験という人生節目を目前に控えたタイミングでの被災。多くの生徒の将来が危ぶまれております。子どもたちの未来が災害によってうばわれてしまわぬよう、皆さんのお力を貸して下さい!

どうぞよろしくお願い致します。

東北中学校での学習支援の様子

 

問い合わせ先

NPO法人長野県NPOセンター

026-269-0015

担当者山岸・藤沢(080-1332-0902)

info@npo-nagano.org

 

 

認定NPO法人カタリバさんにも活動を取り上げてもらいました

https://www.katariba.or.jp/news/2020/01/22/20238/