イタリアでは、発災直後からあらかじめ備蓄された資機材等を活用し、研修や訓練を受けた支援者によって被災地に支援拠点が設置されます。そこでは、安心して眠れる環境や温かい食事、清潔なトイレやシャワーなど、被災者に寄り添った支援が提供されています。
しかし、現在の日本では、体育館などでの雑魚寝、冷たいおにぎりや菓子パンのみの食事、男女一緒で不衛生なトイレなど、被災者にとって我慢を強いられることが多く、その結果として災害関連死の発生にもつながっています。このような環境は100年間も変わっていません。
今回の勉強会は、長年、イタリアにおける被災者支援について研究を続けておられる斉藤容子先生をお招きし、「イタリアでの被災者支援について」学び、今後の日本における被災者支援のあり方について考えるきっかけとして開催します。
お申込みはこちらからお願いします → https://forms.gle/1nJonq9syKfC8srAA
日時:令和7年2月28日金曜日 13:30~15:00(説明60分 質疑応答30分)
場所:オンライン開催(zoom使用)※申し込まれた方へzoomアドレスをお知らせします。
参加費:無料
講師:斉藤容子氏(人と防災未来センターリサーチフェロー・関西国際大学客員教員)
主催:長野県災害時支援ネットワーク(N-NET)
問い合わせ:認定特定非営利活動法人長野県NPOセンター
TEL:026-269-0015 メール:info@npo-nagano.org